5.11 JSONファイルからEnrolleeインスタンスへの変換

プログラム

F5_11

プログラムの説明

JSONファイルからEnrolleeインスタンスへの変換

JSONファイルからEnrolleeインスタンスに変換するには、JsonUtilesクラスと拡張ライブラリを利用します。先ずは、JSONファイルからのデータをString型で読み込みます。次にJsonbBuilderクラスのクラスメソッドcreate()からJsonbインスタンスを取得します。JsonbインスタンスのfromJsonを利用することでEnrolleeLocatorインスタンスを取得することができます。第一実引数はテキストデータ、第二実引数はEnrolleeLocatorクラスのクラスリテラルになります。

拡張ライブラリでは、アノテーションで付加された註釈を利用し、Enrolleeインスタンスをも含めたデシリアライズを行なっています。

それではF5_4クラスを入力・コンパイルと実行を行なってください。

注意

Java API for JSON Binding (JSON-B) はJava EE 8で取り入れられた機能となります。

Java SE と Java EEの違いは、いつも使用しているのがJava SE(Standard Edition)となり、Javaの基本機能をまとめたものになります。

Java EE(Enterprise Edition)はサーバサイドの機能を追加したものになります。

本講義では、サーバサイドの機能の一部をJarファイルとして追加して使用しています。