2.9 CSVファイル

テキストデータ

F2_9

テキストデータの説明

CSVファイル

ファイル形式には簡単なものでは固定長形式があります。1件のデータの文字の桁数(長さ)が決まっているものです。長さが決まっているため、無駄な部分が多くなるデメリットがあります。このデータを連ねることで複数のデータを表現できます。

これに対して、可変長形式があります。可変長形式を実現するために、各項目や各データを分ける区切り文字を使用します。この区切り文字をデリミタと言います。

CSV(Comma-Separated Values)形式は各項目の区切り文字にカンマ文字(,)、各データの区切り文字に改行文字が使われた可変長形式になります。1件のデータをレコード、項目をフィールドとも言います。

data2.csvを見てください。1行目はヘッダ行と言われ、他のレコードと同じ個数のフィールドを持ち、フィールド名が記述されています。

このファイルには、2行目から2件のレコードがあります。

1件のレコードはコンマで区切られた各フィールドの値になります。

注意

CSV形式のファイルは、古くから多くの表計算ソフトやデータベースソフトで使用されています。ただし、ソフト間で詳細の違いがあります。