2.7 ファイルのバイト読み込み

プログラム

F2_7

プログラムの説明

ファイルのバイト読み込み

ファイルの内容はバイト・データの並びです。ただし、そのデータを制限して、区別することで色々なものを表現します。

クラスF2_7を見てください。

ローカル変数dataを宣言し、初期値として長さ0の配列を代入しています。dataは基本データ型であるbyte型の配列となります。

例外処理の構文であるtry節で変数dataへの代入を行うため初期値が必要となります。

java.nio.file.FilesクラスのクラスメソッドであるreadAllBytesを使用してファイルの読み込みを行います。実引数としてPathインスタンスを渡します。

ファイルの読み込みが出来た場合、byte配列となり、読み込むことが出来ます。

for制御文ではそのbyte配列を16進数2桁にして出力しています。

バイト(byte)

一般的には、1ビットという単位が8つ並んだものです。

ビット(bit)

2進数の1桁で0か1です。

注意

大きなファイルを読込むには工夫が必要になります。

Javaのファイル操作クラスは、Java 7で新しいものが導入されました(通称NIO2)。このテキストはNIO2を使用しています。