3.8 コレクション(ArrayList)の使用

プログラム

B3_8

プログラムの説明

コレクション(ArrayList)の使用

javaのJ2SE 5.0には標準で色々なパッケージが提供されています。その中にコレクションがあります。コレクションオブジェクトは複数の要素(オブジェクト)が集まったグループを表現します。

ArrayListはコレクションの1つで順序付けられた要素(オブジェクト)をグループとして管理することができます。

表はArrayListの簡単なAPI仕様です。API仕様はオブジェクト(クラス)の振る舞い(メソッド)の説明です。

このAPI仕様から、ArrayListオブジェクトは要素であるオブジェクトをリストの最後に追加すること、全ての要素数や、任意の順番の要素を取り出せることがわかります。

プログラムB3_5を見てください。オブジェクトを生成するには普通は

ArrayList diceBox = new ArrayList();

と記述しますが、

ArrayList diceBox = new ArrayList();

と書き換えられています。

このような記述をすることでグループとして管理できる要素の型を制限することができます。

コンパイル・実行と結果

プログラムB3_5をコンパイル・実行してください。

B3_5の実行結果と同様な結果になることを確認してください。