3.3 オブジェクトの生成(インスタンス化)

プログラム

B3_3

プログラムの説明

オブジェクトの生成(インスタンス化)

プログラムB3_2を見てください。このプログラムはクラス名がB3_2であり、これが直接実行されたときに実行されるメインメソッド(メインルーチン)のみが記述されています。メソッド(ルーチン)とはオブジェクトが備える定められた処理をするためのプログラム(ルーチン)です。

アンダーラインを引いた命令文を見て下さい。この命令文はクラス名Dice(サイコロ)のオブジェクトを変数名diceでインスタンス化するという意味になります。

クラスをインスタンス化するにはnewキーワードを使用します。

次のコードのdice.cast()は、オブジェクトに対してcastメソッドを実行しなさいと言うメッセージを伝えています。Diceクラスのcastメソッドは実際のサイコロを振るという振る舞いに対応しています。

コンパイル・実行

クラスファイルDice.classをダウンロードしてからプログラムB3_2をコンパイル・実行してください。

結果

実際のサイコロを振るように振る舞うことを確認してください。