8.2 パターン言語

プログラム

C8_2

プログラムの説明

パターン言語の前提条件

オブジェクト指向分析/開発の方法論には手順やガイドラインの違いがありました。ノーテーションとプロセスに分けてノーテーション(UML)を統一した背景があります。このため、オブジェクト指向分析/設計の方法論は

  • ノーテーション(notation:表記)
  • プロセス(process:手順)

から構成されています。ノーテーションとは図や表で表現されたグラフィカル言語であり、UMLが使用されています。プロセスとは手順やガイドラインになります

パターン言語

パターン言語は、このうちノーテーション(UML)などの使用しています。以下の利点があります。

  • UMLを利用することにより、言語依存を取り除いた記述が可能となりました。ただし、UMLだけの記述ではありません。
  • パターンの構造の厳密化が可能となりました。この結果、再利用性が促進されました
注意

これらの技術は同時並行的に提案されいて前後関係は逆転している場合があります。しかし、このように考えることにより分かりやすいです。